2018年8月2日木曜日

音楽の思い出 その116 リーゼン中高の夏⑧

リーゼン高3の夏。ここに至っても志望大学しぼれず…何しろ、塾行ってなかったし、河合塾の夏期講習ぐらいだったから、さすが河合塾。地元志向の判定を出しやがって(笑)受かりそうな国公立は愛知教育大しかなく…私立は家に金ないからダメと言われるし…リーゼンが受験した頃は奨学金の制度が少し違い、国公立入るのに、奨学金借りても卒業後、教師なんかの公務員を何年かやると?返さなくてもよかったから、必然的に国公立しか選択肢がなかったわけでね。しかし愛知教育大だけは嫌だったリーゼン。だって、愛知教育大出身の小中学の先生達、ほんとに面白くなかったから。高校は…バラエティに富んだ先生達でほんとに面白かったから…ね。名古屋大学狙いたかったんだけど、名古屋大学第一にすると、滑り止めが文系のリーゼンでは、いいとこなかったんだよね。そもそも、名大じゃ、受かる確率、半々だったし。

しかし、リーゼン母校の進路の先生、偉かったな。リーゼンが興味持ってた、自閉症の児童への教育の第一人者が、信州大学の教授でいるのを見つけてきて、信州大学を勧めてくれたからね。信州大学なら、併願で静岡大を受けられたし、願ったりかなったりだった。静岡大だったら、リーゼンが就職したかった、ねむのき学園への進路も開けるしね。ほんと、よい志願法を考えてくれたもんだよ、あの先生。

入る気ないから、滑り止めの私立大は受験せず。国公立のみ。浪人は予備校行く金がなかったから、自宅浪人のみ、という、なかなかの潔さ(笑)でも、リーゼンの時代はそんなもんだったよ。

ということで。リーゼンの高3は、勉強はマイペースに。遊びもマイペースに、とまぁ、ぼちぼちの高3だったな。

で。そんな1988年といえば。

好きか嫌いか、ではなく。リーゼンが好んで聴いていたわけではないけど。

こんなグループが登場。いろんな意味で衝撃を受けたね。


光GENJI!

それまでは、ジャニーズ事務所、グループではなく、ソロでやれるアイドルをデビューさせ、育ててきたからね、田原俊彦とか、近藤真彦とか。つまり、本格的グループは、多分、光GENJIから、だと思うよ。

だから、光GENJIがヒットしなかったら、ジャニーズ事務所の興隆はなかったし、グループで売り出す戦略をとったかどうか。SMAPも嵐もデビューできなかったかもしれんわけだよ。


まぁ、ともかく。

光GENJIはヒットした。いや、ヒットなんてもんじゃない。社会現象だったよ。うん、嵐なんて目じゃない(笑)→怒られるけど、ファンに。でも、ほんとだもの。


インパクトが半端ない。だって、ステージを『あの』子供のおもちゃ、ローラースケートで滑りまくるんだもんな。インラインスケートじゃないぞ。

ローラースケート!


こいつさ。こんなん、リーゼン世代、子供の頃、むちゃくちゃ流行ったから、リーゼンもお年玉二年分貯めて買って、持ってた(笑)もちろん滑れたよ。でも、リーゼン世代はほとんど滑れるんじゃないかい?ローラースケートとローラースルーゴーゴーは(笑)


ちなみに、ローラースルーゴーゴー、ホンダ製でござる。小さいとこで儲けてたのね、ホンダさん(笑)


なので。

光GENJI出てきた時は、結構、真似できたんだよね、リーゼン世代は。もちろん、光GENJIみたいに上手ではないけど、ステージをぐるぐる回るぐらいわね、できた(笑)

だから、高3の文化祭、リーゼン、光GENJIの出し物やったよ。ヒット曲『ガラスの10代』をもじって、『カラスの10代』からの『パラダイス銀河』。みんなでカラスの格好して、ローラースケートで歌いながらぐるぐる回る…今なら版権アウトな出し物だな(笑)


ということで。他にもヒット曲はあり、もちろん紹介するけども。まずは1988年といえば、『光GENJI』。これは間違いない。





ちなみに最大のヒット曲、『パラダイス銀河』。作詞作曲は、チャゲアスのASKAさんでござる。色物な光GENJIだけど、歌はいい歌なんだよ、ほんとに。

彼らの偉いのは。実はこの頃は、紅白歌合戦、生歌じゃないと、出演できなかった。つまり、ジャニーズの口パクじゃない、最後のアイドルなんだよ。センターの諸星くんやら、脇を固める、内海くん、歌うまかったもんな、ほんとに。

そして、パラダイス銀河のシングルB面はチャゲさんが作った曲だし。

つまり、この頃、一番流行ってたチャゲアスに頼み込んでプロデュースしてもらったぐらい、結構、ジャニーズ事務所、切羽詰まってたし、光GENJIには気合いが入っていた。


この作戦は大成功。光GENJIは社会現象となるぐらい、大ヒットしたのでござる。

1988年のスタートは、光GENJIで始まった、過言ではない(笑)


次回へ続く。

ではまたね。











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