ファンキーなやつ、といえば、やはりこの人しかいないだろう。
忌野清志郎
リーゼンの少し上の世代からも圧倒的支持を受けてきた、清志郎さん。残念なことにもう亡くなってしまった。まだまだ長生きして、ファンキーな生き方を見せ続けてほしかったな。
彼が所属した、RCサクセション しかり、タイマーズ しかり、世の中の不条理に流されていく大衆に
そんなんでいいんかい?
と常に優しく投げかけてくれた。前回の『スターリン』の遠藤ミチロウさんが、理系パンクだとしたら、忌野清志郎さんは、静かな文系パンク。ま、やり方は違うが、アピール度はどっこい、いい勝負な二人だけどね。
ちなみに彼は、
大のドラキチ。周りが巨人ファンなら、自分は中日。生活の全てがロックンロールだったなぁ。
清志郎さんも、まあ、ライブを中心にファンキーなエピソードたくさん持ってるんだけど、リーゼンが印象的だったのは、
タイマーズ時代の
◯どこから観ても 放送事故
◯君が代
まずは君が代から。
この曲、アルバムで発売される予定が、各所からクレームがはいりまくし、発売取りやめ。仕方ないから、清志郎さんの自費出版?で出す羽目になった曰く付きの曲。隣で、友情出演がてら、カッチョいいリフで弾きまくってたBOOWYの布袋寅泰さんもいかれてて よいね。
そして、有名な『放送事故』いやぁ、びっくりしたね。
こんな歌詞のね、こんな曲、テレビで流したんやからすごいよね。
でもでもでもね。
名曲『雨上がりの夜空に』
歌詞は最っ低な歌詞なんだけど、なんだろうな、この沸き立つ気持ちは。やっぱさ、清志郎さんからは、いつも人間愛を感じるんだよね。それも『深いんだ』
だから清志郎さんの歌聴くと、一緒に楽しんじゃうんだよな、はちゃけてさ。いつも素な人だったから、ほんと、気楽に楽しんでた。
このはちゃけで、一応メジャーで居続け、たくさんの後輩に影響を与え続けた清志郎さん、偉大だったよ。
最後に。リーゼン、RCサクセションの『雨上がりの夜空に』とか、タイマーズの『デイ ドリーム ドリーマー』とか、よく歌うんだけど、まともな得点が出たことがない。独特の歌い方、とくにアドリブの利かせ方が半端ないからなぁ。
ではまたね。
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